あわただしく今月2回目の大海戦がアサインされました。前回はFS造船の解明が進みつつある状況で旧仕様の船も多々見かけましたが、それから2週間、さすがに色々な情報が出てきているかと思います。今回は、そんな大海戦の小型、特に機動型ガンボートとガンボートのどちらを選択すべきかについて、オプションを2つつけて☆5にする前提で考察をしてみたいかと思います。
先に言っておきますが、あくまで私の主観ですし、現段階では戦闘用キャラベルやボムケッチなど、旧仕様ではマイナーだった船が注目されつつありますが、そこについてはそもそもスタイルが違うので割愛します。また、造船コストについては一切割愛します。
さて、FS造船導入で一番変わったのは、各部品ごとにパラメータ変動があり、ものによってはマイナス変動があるということ、専用艦スキルではパラメータ変動が発生しないこと、機動型ガンボートは☆2ガンボートの強化で機動型になっていたのが☆1時点で機動型ガンボートとなり、かつその時点での装材はシーダーであることです。つまり、機動型ガンボートを旧仕様通りに鉄張りにするには、いずれかのタイミングで鉄装材を使う必要があり、つまりはガンボートと比べると強化ポテンシャルにおいて1枠分不利だということです。
これを踏まえてどのオプションをつけるかですが、ガンボートには以下のオプションがつくことがWikiより判明しています。なお、括弧内は必要な部品です。
- 直撃阻止 (マストトップ)
- 強化砲門 (提督居室, 火薬庫)
- 仕込み爆弾 (火薬庫)
機動型ガンボートについては以下です。
- 重量砲撃 (鉛の砲弾, 加工鉄材)
- 強化砲門 (提督居室, 火薬庫)
ここで問題になるのは、各部品のペナルティです。例えば火薬庫の場合は倉庫が-4〜0ですが、倉庫が減る点は前述の副官船があるためにほぼ問題にはなりません。他にデメリットがあるのは鉛の砲弾の旋回-1〜0と加工鉄材の縦帆-15~-5横帆-15~-5です。つまり、機動型ガンボートに重量砲撃をつけるのには、旋回が-1になるかもしれないリスクと帆性能の明らかな劣化が伴うということです。
小型はあまりもともと旋回が高いので多少の劣化は気にはならないとして、帆性能の劣化はかなり厳しいかと思います。加工鉄材は装甲が1〜2増えるメリットもありますが、これはガンボートに対して解体道具一式を使ってペナルティ無しで装甲を1〜2増やすのと変わりません。
つまり、機動型ガンボートに重量砲撃をつける前提なら、上記ペナルティと鉄装材の1枠分の2カ所で通常のガンボートに差をつけられることになります。さらにいえば、機動型ガンボートはガンボートに比べて旋回が高いかわりに元々の装甲が2低い状態です。小型では旋回よりも装甲のほうが重要ですし、例え装甲も強化できるとはいえ、強化上限は機動型とそうでないガンボートで差はありませんから、最大まで強化する前提ならこの2の差は維持されることになります。
以上より、重量砲撃・強化砲門に加えて耐砲撃装甲や排水ポンプなど何かもう一つが欲しいといったケース以外の、例えば重量砲撃と強化砲門または直撃阻止があれば何とかなる場合は、積極的に機動型ガンボートを選択する理由はないかと思います。
なお、上記5スキルのみを前提としていますので、それ以外にオプションがある場合は話が変わってくる可能性はあります。ただ、オプションとして重量砲撃をつける限りはその時点での性能劣化が免れないので、単純にオプションで重量砲撃や装甲戦列艦に耐砲撃装甲がつくことが性能上のメリットになるとは限らないということです。
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