2010年5月アーカイブ
前回、金庫に絞って物価変動を見てみましたが、やはり1種類のアイテムに絞るのは何かと不適なこと、「そもそも金庫を選択したのが恣意的ではないか」と言われかねないことから、指標を別途作ってみました。その結果、金庫だけでは見落としていた第2の物価変動ポイントが浮き彫りになってきました。
なお、物価指数を算出するならば本来はラスパイレス指数を計算すべきですが、現状、過去の平均価格のみを保存していて購入数量が分からないことから独自の指標を作成しています。
まず、指標となるアイテムを20種類選択しました。調査の基準日を2009年11月1日年、2010年5月8日0:08時点で以下の条件を満たすアイテム20件です。
- アイテム出展件数ベース(この場合の件数は、1キャラあたり3件出展できるあの件数を指します)で多い順に取得。
- 基準日に存在すること。
その結果、以下のアイテムを基準としました。
- 航海技術入門
- カロネード砲14門
- トルク
- 特殊榴弾
- アメジストの耳飾り
- 木材
- 名匠カロネード砲14門
- 宝石細工の置き時計
- 提督居室
- 加工木材
- レッサーパンダ
- モアイ
- 投網
- エレナのロザリオ
- 大ガフセイル
- 大マスト
- 平甲板型大型船体
- 特注大型オール
- 獅子心王の甲冑
- スタールビーのブローチ
先日、El Oriente導入後の人口推移を視覚化してみましたが、今回はあるアイテムを注目して物価変動をみてみたいと思います。面倒なのでEurosのみグラフ化していますが、他のワールドでもほぼ同じ傾向をたどっています。
個々のアイテムの物価変動ではなく、物価指数的なものの指標となるアイテムの選定はなかなか苦労しました。現実世界では各国の経済力比較にビッグマック指数が使われたりしますが、DOL内の場合、ピザや鳥丸などアイテムによってはスキル上げに使われていたり、提督居室などのようにEl Oriente前後で需要が大きく変わるものが存在するため、なかなか難しいものがあります。とりあえず、以下の視点で選んでみました。
- スキル上げに使われることが少ないもの(= 捨て値で売られることがあり、物価変動を反映しづらい)。
- 一定量がショップに出品されていること。
- El Oriente前後で需要に余り変化がないもの。
ピザや鳥丸、マグステなどはスキル上げに使われていることから、El Oriente前後で見ても実際に価格差はほとんどありません。平均的な物価水準が上がっているであろうことを考慮に入れると、実質価格は下がっていると言えるでしょう。
「家を買う」と言ったのが3/27、契約が3/28、引き渡しが4/15、引っ越しが4/25で急にばたばたしていましたが、ようやく落ち着いてきました。「買う」と言った1時間前まで何も考えていなかったので引っ越し準備が何かと大変でしたが、ようやくVDSLではない真の光環境になって自宅サーバ派としてはなかなか快適になりました。
さて、それはさておき、El Orienteが導入されて早半年近く、リス沖底模擬も微妙に開催されているようで少し人数が少ない気はしませんか? 他にも南蛮交易以外の交易ポイントに人がいないとか、古くからのフレが引退したとか...... 体感ではそう感じることもあるかと思いますが、実際はどうなのか調査してみました。
調査方法は以前と同じ、ただし、期間は今月5/4までとなっています。また、サーバが正しくデータを取得しなかったタイミングがあるために異常な値になっている場合は、前後の日の値を平均して適用しています。